New York -03-

2019.04.04

LAのArtistが革の製作を。NYのArtistがバックルの製作を。
今回ベルトを製作するために2人がかりとなったわけですが、これはかなり期待値が高い予感。

しかしバックル担当のメタル職人であるワードさんは、NYはNYでもマンハッタンから200マイル離れた場所に住んでいるという。
なのでお互い間をとってハドソンで待ち合わせた。それでも2時間かかりましたが。

町のカフェで持参してもらったバックルのサンプルチェック。
カチャカチャと華奢でぎこちなさがある。しかししっかりハンドで仕上げられたモノだと決定づける”歪さ”というのでしょうか。
ここにセットされる主役を想像するとそれはそれはもう。ほんと、それはそれはもう。
多分来月いけそうです。20本。

そしてですね、ワードさんが他にこういうのもやっているんだよって見せてくれた、これら。

いやー参りました。っていうかオリジナルはサンタフェで車みたいな値段で売ってるやつじゃん、と。
メタルワークが本業ではあるけど、リラクゼーションという名目で空いた時間に製作しているというArt work。

またの機会に改めてご紹介しますが、18世紀のアメリカのレガシーをリプロダクションする団体がありまして、ワードさんはそこに在籍しているんですよ。
在籍しているメンバーの中でも技術と再現性はトップであり、値段も群を抜いてトップ。

細かなビーズに見えるこの柄は実は全てヤマアラシの毛。そしてショルダーとフリンジはモヘア。様々なテクニックを使い分けているそうで、素材からプロセスから全て当時のままだと。

ベースのディアスキンの雰囲気も奇妙なまでのヘリテージ感。ちなみに縫っている糸は鹿のアキレス腱を裂いたもの。ポカンって感じ。
フリンジをまとめる白と赤のキャンディの包み紙みたいなものも実はヤマアラシ。製作時間300時間。
この奇妙な重々しさは沖順子さんの呪術鞄以来。ここまでくると最早プライスは予測不能ですよね。聞いてもしばらく答えてくれなかったし。

どうやらここまでのものはワードさんの作品の中でも大作に位置づけされるそうで、もう少しシンプルな鞄も過去に作ったことがあるそうです。
ということで今後10個の鞄が10ヶ月に分けて納品されます。値段のマキシマムだけ設定し、全て仕様はお任せにしたのでタイプはどれも異なることが予想されますが、入荷のたびに逐一ご紹介しますね。

今回はこの鞄(言いづらいお値段です)と、もう一つ写り込んでいる鞄(まだ未完成)、そしてインディアンの髪飾り(Kinchakuにつけたら最強)がお譲り可能です。
気になる方はメールでお問い合わせください。詳しいアーティストインフォメーションもご案内いたします。
atelier.ishizaki@gmail.com

sold