LEVER

2018.11.16

John Lobbの現職人である橋下氏によるプライベートブランド、TAKAYUKI HASHIMOTOのスタートから1年。
新たに”LEVER”というネームで、ブランドとしての活動が決まりました。

LEVERはTAKAYUKI HASHIMOTOとはコンセプトが大きく異なります。橋下氏はあくまでデザイナーであり、経験、実力、実績、全てに信頼のおけるパターンメイカー、クローザー、メイカーによるチームを結成し、一つの究極的なモデルを完成させるプロジェクトです。
そして面白いのが、そのモデルに対して最良な人選をするため、モデル毎にメンバーを入れ替えるのだそう。

第一弾である”S Molton ’99″。(掲載する写真は私物です。20日間くらい着用されたものです)
1999年、ロンドン生活1年目の橋下氏がSouth Molton St.で買ったサイドジップブーツ。その日彼は靴とはどのような行程を経て作られているのかを初めて意識したそうです。

そして同じく1999年に観たBaffalo ’66。ヴィンセントが履いていた真っ赤のブーツと、切り返しのデザインが先のブーツと似ていたという。そういうことも重なり、サイドジップには強い思い入れがあるのだとか。

その時のデザインを復刻させるというわけではなく、彼と靴の一番最初のきっかけをテーマに、今作が誕生。

作りについて。
ウエルトとソールのステッチングの行程とヒールの積み上げや削りは機械で行い、それ以外の行程はハンドで行う、いわゆる九分仕立て。
その場合ウエルティングもハンドで行うため、足への馴染みが良く、フルハンドのように細かな調整が可能となります。

木型はTAKAYUKI HASHIMOTOのものを改良して使用。(写真の編み上げは私の足の木型なのでシェイプは異なります)
そして革はTAKAYUKI HASHIMOTOでもJohn Lobbでも最強のBox Calfとして使用される革と同じものを。(内側の革も同様に)極端に当たり外れがあるものなのでUKより橋下氏が買い付けています。

恐ろしい。悍ましい。ヌルヌルと卑猥に濡れ輝く漆黒と、少し傾けた時になんじゃこりゃ。ショッキングな曲線美。
皺もビシッと格好良く入るというより、グワングワンと波の立ち方にすら高級感が宿っているというか。

こちらは明日(土)、とりあえず4足入荷します。先月も4足入荷していたのですがすぐに売れてしまっていて、その時から次回入荷を待っているお客さんも多いので、もしかしたら今回のロットも早いかもしれません。でもまた月末にあと7足入ります。
というとにかく不定期な入荷になりすいません。

LEVER 
S Molton ’99
UK7.5 ,8
JPY259,200-(intax)

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atelier.ishizaki@gmail.com