Milano -01-

2018.03.30

ミラノです。目的はただ一つ。For meet to him.ヴァンナチュールの世界でカリスマ的人気を誇るGiotto Biniの生産者。ガブリオ・ビーニ氏。
私は彼の大ファンなのであります。

近年猛烈な勢いで流行を見せる自然派ワイン通称”ヴァン・ナチュール”。
主に東京を中心にセレクトするマイノリティな飲食店が増えており、もう正直、今一番ファッショナブルなことなんじゃないかと錯覚するほど人気ですよね。
ワインとはこうあるべき、じゃないけど、割と一般的に知れ渡っている教科書的なワインからはテイストは勿論、プロセスや何より思想など、その的からは大きく外れたところでジャンルとして確立されています。

私はこう呼んでいる。アルチザン系と。
洋服で言うところのアノ世界とダブる瞬間多々。今回ガブリオさんと会えるようにセッティングしてくれたのはイタリア人の友達の魚住くん(身長が2mくらいあるから)。
Giotto Biniは生産数がとにかく少なく、希少かつハイプライスなレアワインとしてマニアには知られていますが、”カルトワイン”と呼ぶのが一番合っていますね。
そんな贅沢なブツをこれでもかといただく、いただく。

次から次へと出てくる出てくる。
でもね、今回の目的は酔っ払いにだけ来たわけではないんですよ。

ガブリオさんは元建築家であり、現在でもアーキテクチャーを初め、デザインすることへのパッションを失っておらず、この日もHERMESのエプロンとオープナーを手にファッションを語ってくれました。
あと大のJean Prouveラヴァー。
ワインも勿論格別(まじで異次元の聖水です)ですが、そこ以外にも感じる鋭利なセンスとテーマを持った人間性に惚れちゃうよね。
ただ素性はエロじじい。同行したアシスタント、あれ絶対揉まれてたし。
“超職人×エロ”ということで亀仙人ですね。もう最高。
エチケットのあのシンボルは、グラフィックされたものではなく、実はこの照明を写真で撮り、ステッカーにしているだけなんだって。
こういうことも秘話として有り難みを感じるあたり、我ながら重度のファンだなと。

まるで暗闇で発光しそうよね、この白。超卑猥。

で、今回のミーティングの結果なんだけど、7月にGiotto Biniのイベントを東京でやります。
これは正直私だけではどうにもならなくて、協力してくれるレストランと、愛好家というかコレクターみたいな友人に今事情を話していて、共に形にしてゆきます。

そして個人的に力を入れたいというか、私の主な役割は物販(ミーティングの主な内容はここ)。
彼がデザインした洋服やエプロンも会期中に販売する予定です。(デザイナーはガブリオさん。生産は日本)これは帰国後すぐに着手しなくては。

あとはこの亀仙人を日本に連れてこれたら最高なんだけどなぁ。

こういうことは洋服屋がしゃしゃり出てくることではないのかもしれませんが、さっきも触れたように、もう無視できないほどファッションの分野に浸食しつつあると思うんです。このナチュールだけに限らず。様々なことが。そしてそれらは衣料品だとは限らない。ライカだってそうだったでしょう?

そして新しいそれらが、また新たな洋服へと導いてくれるのです。新たなスタイルを作るのです。
あ、いけね、また思考が銀河った。

とにかく7月をお楽しみに。