New York -02-

2018.01.09

2000年代前半、古着をリメイクしたものにアーティスティックな価値が与えられることはまだまだ珍しかった時代。
当時幅を利かせていた某有名ブランドのローンチパーティに招待されたJohnson Hartigは、当時のパートナーであるCindy Greeneが自作したリサイズ&プリンテッドシャツを着用し参加しました。
その場に居合わせた、当時最も脚光を浴びていたセレクトショップ、maxfieldのBuyerの目に止まったことにより”Libertine”が誕生。

今考えれば実に単純な手法でラフ仕上げされた古いジャケットやシャツに、ゴンッとゴシックなハンドプリント。それだけで高級ブランドのアイテムに肩を並べる値段がつけられていたんですよね。
しかし売れた。
ブレイクから10年以上経った今でも、当時のデザインへの憧れを抱くファンはいるのかもしれない。
私もそのうちの一人であり、2014年に当時を彷彿とさせるデザインで特別に復刻してもらったことがある当店。
先月、3年以上ぶりに彼を尋ね、古いコートを自前で持ち込み、再び復刻。

スタジオの片隅に積まれたシルクスクリーンの版。
お目当の初期の版の多くはとっくに処分されたようですが、いくつかはまだ残っていて、グサッと心に響く懐メロの数々。

ボディは以前Bangkokで仕入れた某メーカーのステンカラーコート。
バランスとかそういうことは本当は気にしない方がLibertineとしての完成度は高いんでしょうけど、
今、2018年の今、改めてショックを得るならこうするべきだよねって、勿論そこはJohnsonの意見を第一にモチーフを選出。

しかし背中はこれでしょう。これしかないでしょう。
決して魔がさした訳ではなく、ナチュラルにコレ。

Libertine 2000’s edition
・hand printed on vintage coat
・Beige and Olive
・JPY216,000-(intax)

背中と両腕に計3つのハンドプリント。
スカルにコウモリの羽に砂時計とか、厨二病も真っ青なオールドグラフィックがてんこ盛り。
左腕には”Racine”。ルーツという意味です。ぴったりですよね、このモデルには。

今作はベースをいじることは希望せず。当時代名詞だった切りっぱなしとか、流石に今は違うかなと。
そしてプリントしただけでこのお値段。ご健在ですなーやはり。

一応通信販売は可能ですが、先日アップしたブログの時点で分かる人には分かったのか、既にかなりのお問い合わせをいただいております。
皆さま非常に前のめりですが、プライスがプライスなだけに躊躇される方も多いはず。
よく考えてからご連絡いただければと思います。
atelier.ishizaki@gmail.com

 

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