End of 2017
週末はご来店いただきましてありがとうございました。例のデニム、あと2枠空きがございます。もし気になる方いらっしゃいましたらご連絡ください。(定員に達しました、ありがとうございました。27日追記)
atelier.ishizaki@gmail.com
予想に反し、既存のcrooked tailorファンからのオーダーは全くないですね。意外です。到着は6月ですから、夏の景色を想像いただくと、また少し違うものに見えるかもしれませんよ。っていうかw38でオーダーもらった方いるんだけど大丈夫かな。デカ穿きを推奨しておいて不安になってきました。ま、いいや。
さて、2017年の営業が終了しました。私の正直な感想としましては、アイテムひとつひとつが極限まで洗練されていったのかなと。この一年の間で。秋冬はヤバかった。思い返しても格好良い。
しかし内情はグチャグチャでしたね。何か大きな空気の移り変わりを感じ、モヤりながらやってたら最後事故ったという。
その理由としまして、新鮮なことや特別なモノの価値基準が変わっていくんじゃないかなと、この先。根拠のない予感が買い付けの邪魔をしてました。
今こういうことしていて大丈夫なのかな?って心のどこかで思いながら10月?でしたっけ、NY行ったとき。些細な出来事によりスコーンと腑に落ちて一発解決する瞬間があって、11月から2018春まで予定していたリリーススケジュールをほぼ白紙にしたんです。
これがけっこう破壊力があってそれはそれは大変でした。新たに始めるいくつかのブランドには全キャンセル(絶対に許されない行為です)を申し出して大赤字になりました。
でも気持ちだけはすごく前向きというかピュアでヘルシーな自分になれて、そこからの買い付けが楽しいの。いつ振りだろう、仏と化したの。自身の好みも大分変わりましたね。
で、秋冬後半からそれがセレクトにも表れてたのかな。そして2018はNEWというかNEOですね、マインドコンセプトは。
格好良いことも勿論重要ですが、とにかく重きを置きたいことは、正しくあることだと思っています。
2010年代に優れていたことはあらゆる面でアップデートのタイミングです。それは販売する量であったり値段であったり、そして何よりお店の在り方です。
かつてアテリエを始めたとき覚悟をした、もしかしたら死ぬかもしれないけど、オレ夢追うっす、みたいな、Dead or Dieをもう一度やりたいかな、これから。
せっかくビジネスになるのに、このまま業界の豚を目指せばいいのに、ここにきて青春もう一周しますかって感じ。
今後アテリエはお店ではなく、徐々に”プライベートセラー”という形態に移行しながらおバカなモノだったり白目なモノだったりを、必死に売りつけようとしていると思いますが、お付き合いくださいませ。
2018年は1月からすごいですよ。いよいよ死人が出るんじゃないでしょうか。
良いお年を。